三島屋の和楽器三昧

三島屋楽器店の和楽器づくりや和楽器の豆知識をお伝えする三島屋ブログです。

タグ:修理

こんにちは!「三島屋の和楽器三昧」
和楽器を作り続けて100年の三島屋楽器店
福山工場のカズキです。


ボロボロになってしまった龍角の修理が入ってきました。

これはすごい事に・・・・


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このボロ×2になっている部分の材質はセルロイドなんですよ。
40年くらい過ぎると中にはこのように朽ちてしまう物もあるんです。


保管場所なのか、素材自体の事なのか残念ながらわかりません・・・

IMGP0538

なんか油が抜けたみたいになっちゃうんです。


未整理画像110722_006

こうなっちゃうと、この部分を作り直す必要があります。



白だけなら簡単なんですが、黒い
線が挟まっているので大変なんです
※白の中に黒い線がある装飾の事を二重巻(ニジュウマキ)と言うんですよ。




先ずは、朽ちたセルロイドを取り除きます

未整理画像110722_002


未整理画像110722_003
取れました!!



それから新たに付け直します。

白い部分と黒い部分は一体になっていないので、一体になるよう先に部品として作っておきます。



そしていきなり! 完成!!(爆)
IMGP0557

作業の工程を残していなかった・・・・・


集中すると写真撮り忘れてしまう・・・・


未整理画像120314_002

この角が一番難しくて、削ってはあわせ 削ってはあわせ




つなぎ目が分からないようにします。


未整理画像120314_003

コの字の部分も綺麗に入りました!!


龍角が復活して、また楽器として使ってもらえます!!


見た目も良いと、演奏も楽しくなるでしょうね!


修理で困っている方がいましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。


ご連絡お待ちしていまーす。




今日もありがとうございます。



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こんにちは!「三島屋の和楽器三昧」
和楽器を作り続けて100年の三島屋楽器店
福山工場のカズキです。


お筝の表面は、糸を締める時でないと なかなか修正できないんです。


糸が邪魔だから!!


このお筝も糸を外した際にちょこっと直します。
  ☟☟

28

表面が白くなっているところがありますよね。


箏柱がこすれて杢目の黒い部分がなくなっちゃったんです。


それを復活するための秘密道具 モクメツクール で木目を復活させます。



残念ながら道具は見せられないので、アフター画像を
IMG_20190125_155239046



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うーん1枚ずつじゃわかりづらい!


というわけで

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並べてみました!

左:修正前
中:修正後
右:糸締完了

おぉう、綺麗になってる!

少しの手入れで、見た面の印象が結構変わりますね。


糸締を検討するとき、修正・メンテナンスも併せて検討してみてください。


軽い修正なら、安く済みますよ~


ご相談・ご依頼は下記のURL 又はお電話でお願いします。


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こんにちは!「三島屋の和楽器三昧」
和楽器を作り続けて100年の三島屋楽器店
福山工場のカズキです。


お筝製作に欠かせない道具の1つにトリマーという機械があります。
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マキタ トリマー 3701      今は 3702になってるみたい
DIYにも欠かせない道具ですね。

溝を正確に切ったり、彫ったり大活躍です!


うちのトリマーちゃんは20年以上使っているベテランさんです。

だから、たまーに暴れるんです!

ブルブル震えるの!

使用頻度が多いのである部分がメゲてしまうんです。
               ↑(備後の言葉で壊れるという意味です。)

その場所は、ベアリング
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このドーナツの中にボールが入っていて、
機械の軸をスムーズに回転させるんですよ。


そのボールが摩耗すると、途端に回転がブレるんです。


そんなわけでベアリング交換を紹介しちゃいます!!
(実は手順を記録しておく備忘録も兼ねてます




IMG_20190106_114654571
先ずはカーボンブラシを外す。

外さないと本体抜けないの。

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その外のカバーを外し


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本体抜きました!!

そして、上下のベアリングを外します。
※プーリー抜きを使うんだよ!


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上が外した物

下が新しいベアリング

で、

外した時と逆の順序で組み立てると・・・・・


IMG_20190106_112150058
完成デース!!


これでブルブルは無くなりました。


外のカバーを付けるとき、隙間があるとうまく回らないよ!
ベアリングの位置を気を付けてね!!


と、自分に言い聞かせるブログでした(汗)


でも、自分でメンテナンスすると、機械の理屈が分るのでとても良いと思いますよ。


それで、壊してしまっても責任は取れませんので
あくまでも備忘録という事で(笑)



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福山工場のカズキです。


あぁぁ、箏の表面が凹んでる!!

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箏柱の足がめり込んでしまったようです(涙)


上からもの凄い力が加わったんでしょうね。
お客様がかなり落胆していたと聞いています。

そりゃ誰だって、大事にしているものに傷がついたら落ち込みますよ。


でも



安心してください!


綺麗になるんです!!



ほら!!


IMG_20181127_180316264

木製の場合、凹んだところは浮かせることが出来ます!


パテのようなもので埋めることもあるのですが、そうすると木目を合わせる必要が出てきます。

なので、三島屋さんは極力浮かします。


さて、浮かせたあとは、色合わせて完了なのですが、


あっ!!


仕上がった箏の写真を撮るの忘れてしまった・・・・・



すみません、同じような修理が来たらまた紹介しますね。



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和楽器を作り続けて100年の三島屋楽器店
福山工場のカズキです。


先日、装飾が朽ちてしまったお箏が送られてきました。


F160606_000

30年以上前のお箏のようです。


普通、お箏の装飾は花梨(カリン)紫檀(シタン)のような硬い木を使うのですが、


このお箏の装飾はセルロイドですね。

F160606_004

セルロイドは、保管の環境によっては


バッキバキ
になるのです。

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☝もう こうなってしまうと、音を出す事も出来ません(涙)



幸い本体(桐の部分)は損傷無いようなので、装飾を取替え復活させます!


F160620_001
今回は、予算の関係で


紫檀の角巻で仕上げましたよ。

F160620_002


甲の部分は手を加えていないけど、装飾が綺麗になると


甲まで綺麗に見えるから不思議です。


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日本製お箏の良いところは


修理が出来る事!!


というか、修理の事を考えて製造されている事といった方が、良いかも。


物を大切にする日本人らしいですね。


そのおかげで買い替えが遠のいてしまう事も・・・・
生産者としては、複雑な気持ち・・・・



でも、またこの子が箏の音を奏でられるようになった事は
素直に喜びたいね!!


演奏できる箏が1つ増えるのだから。


楽器が1つ増えたら、使う人も1人増やしたいね!


今日もありがとうございます。


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