こんにちは。
和楽器を作り続けて100年の三島屋楽器店 福山工場のカズキです。

和太鼓に使われる「皮」は何を使用してるかわかりますか?


殆どの和太鼓には「牛」の皮が使われています。

牛は食肉で広く流通しているので、最も手に入りやすく、大きい皮も十分取れます。

殆どと書きましたが、ではアトは何の皮が使われているのでしょう。

それは、馬(午)の皮です。
桶太鼓_DSC9498や鼓小鼓 2のコピーで使われます。

特に鼓に使う皮は、仔馬が良いとされていますが、なかなか流通しないので貴重なものになっています。

牛と比べて馬の皮はキメが細かいのが特徴で、艶のある、弾けた音(音の感じ方には個人差がありますが・・・)が出ます。ただ、耐久性は牛皮に劣ります。

さて
長岡造形大学 輪太鼓衆転太鼓舞 さん はどちらがお好みでしょう?
新皮練習 (4)

牛皮でした!! 以前は馬皮を使用されていましたが、弊社が耐久面が勝る牛皮をこの度新調されました。

耐久力が増した分、しっかり打ち込めるようになったのでしょうか、「音がよく飛ぶ!!!」

との事で、大変喜んでいました。

新皮練習 (2)
↑↑ 新しい皮で練習も気合が入っています!!

長岡市で開催された「雪しか祭り」で早速披露!

17)_180219_0051

かっこいいですね!!!

地元の団体の力になれて
私たちも嬉しい限りです!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★本社・工場
〒940-0004
新潟県長岡市高見町4236
TEL(0258)24-1536
FAX(0258)24-1537

★福山工場
〒720−0841
広島県福山市津之郷町津之郷206−1
TEL (084)949−0987
FAX (084)949−0988

三島屋楽器店公式ホームページ
URL http://www.3408.co.jp/